2018年10月12日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年40週(10/1~10/7)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は668人(定点当たり23.4)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は321人(9.2)で、前週比101%とほぼ横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(6.6)の約1.4倍である。
日南(23.0)、小林(15.0)、中央(11.0)、都城(10.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~2歳が全体の約3割を占めている。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は58人(1.7)で、前週比200%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約1.4倍である。
中央(4.0)、宮崎市 (2.4)、延岡(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~6歳が全体の約7割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年10月12日更新)