2021年10月29日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第42週(10/18~10/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第42週
・定点医療機関からの報告総数は600人(定点当たり16.8)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。
 なお、前週に比べ増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【手足口病】
報告数は312人(8.7)で、前週比111%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約5.8倍であった。
宮崎市(18.5)、日南(10.3)、中央(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は55人(1.5)で、前週比122%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.9)の約1.6倍であった。
日南(3.0)、宮崎市(2.2)、都城(1.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年10月29日更新)