2020年06月05日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第22週(5/25~5/31)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第22週
定点医療機関からの報告総数は284人(定点当たり7.9)で、前週比117%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は水痘、咽頭結膜熱及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は66人(1.8)で、前週比143%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(3.3)の約0.6倍であった。宮崎市(3.8)、高鍋(3.3)、日南(2.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【感染性胃腸炎】
報告数は127人(3.5)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.4)の約0.4倍であった。
小林(6.7)、中央(6.0)、都城(5.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約半数を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年6月5日更新)