2018年09月28日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年38週(9/17~9/23)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は 715 人(定点当たり 23.5)で、前週比 88%と減少した。なお、前週に比べ増加した疾患は流行性角結膜炎で、減少した主な疾患は水痘と流行性耳下腺炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は 300 人(8.6)で、前週比 80%と減少したが、例年同時期 の定点当たり平均値*(5.5)の約 1.6 倍である。
日南(35.7)、日向 (9.8)、小林(8.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では 1~2 歳 が全体の約 3 割を占めている。

【RSウイルス感染症】
報告数は 172 人(4.9)で、前週比 83%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(3.5)の約 1.4 倍である。
日南 (10.7)、都城(7.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では 2 歳以下が全体の約 9 割を 占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年9月27日更新)