2018年11月26日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年46週(11/12~11/18)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は716人(定点当たり23.3)で、前週比100%と横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患はインフルエンザと伝染性紅斑及び水痘で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は108人(3.1)で、前週比101%とほぼ横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約1.7倍である。
延岡(7.3)、高鍋(5.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では5~7歳が全体の約4割を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は446人(12.7)で、前週比100%と横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(11.6)の約1.1倍である。
小林(25.3)、日南(18.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~3歳が全体の4割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年11月26日更新)