2019年03月15日

今週の注目される定点把握対象疾患
平成31年10週(3/4~3/10)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は885人(定点当たり21.6)で、前週比83%と減少した。
なお、前週に比べ増加した疾患は水痘で、減少した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は122人(3.4)で、前週比82%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(2.1)の約1.7倍である。
高鍋(6.8) 、延岡(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~6歳が全体の約7割を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は319人(8.9)で、前週比90%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(11.7)の約0.8倍である。
小林(29.7)、日南(16.7)、都城(11.2)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~2歳が全体の約2割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成31年3月15日更新)