2018年12月07日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年48週(11/26~12/2)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は798人(定点当たり25.3)で、前週比106%と増加した。
なお、前週に比べ増加した疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナと流行性耳下腺炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は127人(3.6)で、前週比109%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(2.2)の約1.7倍である。延岡(11.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では4~9歳が全体の約7割を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は509人(14.5)で、前週比118%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(14.0)とほぼ同率である。日南(26.7)、小林(24.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~4歳が全体の5割を占めている。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年12月7日更新)