2017年09月01日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・34週(8月21日〜8月27日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は750人(定点当たり23.5)で、前週比107%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病と流行性耳下腺炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は142人(3.9)で、前週比115%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(2.0)の約1.9倍である。
延岡(11.5)、中央(8.0)、日向(6.8)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~3歳が全体の約9割を占めた。

【手足口病】
報告数は116人(3.2)で、前週比92%と減少し、例年同時期の定点当たり平均値*(3.9)の約0.8倍である。
日向(7.3)、延岡(6.0)、中央(4.0)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~2歳が全体の約8割を占めた。

【RSウイルス感染症】
報告数は89人(2.5)で、前週比129%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(1.7)の約1.4倍である。
日南(4.0)、宮崎市(3.7)、延岡(3.0)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~1歳が全体の約8割を占めた。
【宮崎県感染症情報センターより参照】

(平成29年9月1日更新)