2019年03月22日

今週の注目される定点把握対象疾患
平成31年11週(3/11~3/17)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は870人(定点当たり22.4)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと水痘である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は149人(4.1)で、前週比122%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(2.1)の約2.0倍である。
延岡(7.3)、宮崎市(6.4)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~6歳が全体の約6割を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は320人(8.9)で、前週比100%と横ばいで、例年同時期の定点当たり平均値*(11.3)の約0.8倍である。
小林(23.7)、日南(19.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~3歳が全体の約4割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成31年3月22日更新)