2018年01月05日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・51週(12/18~12/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は2,216人(定点当たり47.8)で、前週比131%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と水痘である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は1,536人(26.0)で、前週比191%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(3.2)の約8倍である。
日南(47.6)、高鍋(31.7)、宮崎市(29.5)、日向(29.3)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は418人(11.6)で、前週比112%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(20.1)の約0.6倍である。
中央(27.0)、小林(23.7)、日南(21.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~3歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年12月28日更新)