2019年12月27日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年51週(12/16~12/22)

【定点把握の対象となる5類感染症】
梅毒(全数報告の感染症)の報告が小林、日向(各1 例)保健所管内からあった。
県内の今年の累計報告数は23 例で、1999 年以降最も多い報告数となった。
今年の年齢群別では20~30 歳代が14 例で全体の約6 割を占める。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【インフルエンザ】
報告数は1,132人(19.2)で、前週比130%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(9.1)の約2.1倍である。
延岡(27.6)、高千穂(23.5)、都城(22.1)保健所からの報告が多く、年齢群別では10歳未満が全体の約6割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は170人(4.7)で、前週比135%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約1.7倍である。
日南(10.0)、都城(7.8)、宮崎市(5.6)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~6歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年12月27日更新)