2021年04月26日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第15週(4/12~4/18)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第15週
定点医療機関からの報告総数は496人(定点当たり14.1)で、前週比89%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱及び水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は255人(7.1)で、前週比86%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.52)の約13.6倍であった。
延岡(15.5)、中央(14.0)、日南(11.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~2歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は160人(4.4)で、前週比113%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.6)の約0.5倍であった。
中央(7.0)、都城(6.8)、日向(6.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年4月23日更新)