2017年04月16日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・14週(4月3日〜4月9日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,161人(定点当たり29.9)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。
前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と流行性角結膜炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は576人(9.8)で、前週比67%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(7.1)の約1.4倍であった。
小林(16.0)、日南(12.8)、宮崎市(12.1)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約3割を占めた。

★定点からの報告★
○無菌性髄膜炎:宮崎市保健所から報告があった。0~4歳が1例であった。
○感染性胃腸炎(ロタウイルス):宮崎市(10例)、延岡(3例)、日向(2例)保健所から報告があった。0~4歳が9例、5~9歳が6例で病原体の群別は不明であった。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年4月13日更新)