2020年06月19日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第24週(6/8~6/14)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第24週
定点医療機関からの報告総数は296人(定点当たり8.5)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は80人(2.2)で、前週比87%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(3.1)の約0.7倍であった。
日南(9.3)、宮崎市、延岡(2.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~5歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は155人(4.3)で、前週比109%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.3)の約0.5倍であった。
中央(13.0)、小林(7.7)、日向(6.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年6月19日更新)