2019年06月07日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年22週(5/27~6/2)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,005人(定点当たり28.5)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は225人(6.3)で、前週比109%と増加しており、例年同時期の定点当り平均値*(10.2)の約0.6倍である。
高千穂(20.0)、日南(9.3)、中央(9.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~4歳が全体の約半数を占めている。

【手足口病】
報告数は407人(11.3)で、前週比86%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(3.9)の約2.9倍である。
日南(32.7)、中央(27.0)、宮崎市(11.8)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~2歳が全体の約6割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年6月7日更新)