2021年05月21日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第19週(5/10~5/16)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第19週
・定点医療機関からの報告総数は356人(定点当たり10.2)で、 前週(祝祭日の休診含む)比128%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は56人(1.6)で、前週比62%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.16)の約9.8倍であった。
中央(6.0)、日向(4.5)、延岡(3.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~2歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は201人(5.6)で、前週比152%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.2)の約0.8倍であった。
小林(12.7)、都城(9.7)、日向(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約3割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年5月21日更新)