2020年07月17日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第28週(7/6~7/12)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第28週
定点医療機関からの報告総数は383人(定点当たり11.2)で、前週比126%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は127人(3.5)で、前週比132%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.1)の約1.7倍であった。
延岡(13.0)、日南(6.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は2~5歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は163人(4.5)で、前週比112%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.7)の約0.7倍であった。
小林(7.0)、日向(6.8)、日南(6.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年7月17日更新)