2020年05月22日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第20週(5/11~5/17)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第20週
定点医療機関からの報告総数は232人(定点当たり6.4)で、前週比152%と増加した(祝祭日の休診含む)。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は51人(1.4)で、前週比171%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約0.5倍であった。
日南(3.3)、宮崎市(2.3)、中央(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~5歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は115人(3.2)で、前週比151%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.5)の約0.3倍であった。
小林(5.3)、都城、高鍋(5.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~5歳が全体の約6割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年5月22日更新)