2018年04月06日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年13週(3/26~4/1)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は824人(定点当たり24.6)で、前週比90%と減少した。なお、
前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病で、減少した主な疾患はインフルエンザと咽頭結膜熱である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は48人(1.3)で、前週比178%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.92)の約1.5倍である。
日向(3.0)、都城(2.5)、宮崎市(1.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は2歳未満が全体の約9割を占めている。

【手足口病】
報告数は63人(1.8)で、前週比117%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.70)の約2.5倍である。
中央(6.0)、高鍋(3.5)、宮崎市(2.9)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約7割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年4月5日更新)