2020年06月26日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第25週(6/15~6/21)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第25週
定点医療機関からの報告総数は298人(定点当たり8.6)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と伝染性紅斑であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は50人(1.4)で、前週比63%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約0.5倍であった。
日南(5.7)、宮崎市(1.8)、延岡(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~5歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は169人(4.7)で、前週比109%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.0)の約0.6倍であった。
小林(8.3)、日向(6.3)、都城(6.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年6月26日更新)