2017年08月25日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・32週(8月14日〜8月20日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は698人(定点当たり21.9)で、前週比76%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は124人(3.4)で、前週比49%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約1.3倍である。
日向(10.0)、中央(10.0)、延岡(8.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【手足口病】
報告数は126人(3.5)で、前週比62%と減少し、例年同時期の定点当たり平均値*(4.7)の約0.7倍である。
延岡(8.5)、日向(8.0)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~2歳が全体の約8割を占めた。

★基幹定点からの報告★
○マイコプラズマ肺炎:宮崎市、日向(各1例)保健所から報告があり、5~9歳と10歳代であった。
○クラミジア肺炎:高鍋保健所管内で1例報告された。10歳代であった。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年8月21日更新)