2021年06月11日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第22週(5/31~6/6)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第22週
・定点医療機関からの報告総数は439人(定点当たり12.6)で、前週比86%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と水痘で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は80人(2.2)で、前週比62%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.21)の約10.8倍であった。
小林(5.7)、日向(5.0)、延岡(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約9割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は57人(1.6)で、前週比124%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約0.5倍であった。
延岡(6.3)、日南(5.7)、中央(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年6月11日更新)