2016年07月11日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・26週(6月27日~7月3日)


◎定点医療機関からの報告総数は778人(定点当たり24.6)で、前週比107%とやや増加した。前週に比べ増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は水痘と伝染性紅斑であった。


★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は147人(4.1)で、前週比199%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.1)の0.8倍であった。高鍋(7.5)、日南、中央(各6.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約7割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は119 人(3.3)で、前週比109%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.78)の約4.2 倍であった。日向(11.0)、小林(9.3)、高千穂(7.0)保健所からの報告が多く、年齢別では3~5歳が全体の約半数を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年7月11日更新)