2020年03月20日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第11週(3/9~3/15)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第11週
定点医療機関からの報告総数は416人(定点当たり11.9)で、前週比86%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と伝染性紅斑で、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は105人(2.9)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.6)の約1.1倍であった。
宮崎市(3.6)、都城、日向(3.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~5歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は188人(5.2)で、前週比83%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.1)の約0.5倍である。
日向(9.5)、日南(8.7)、小林(7.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~3歳が全体の約半数を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年3月23日更新)