2018年02月09日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年5週(1/29~2/4)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は3,873人(定点当たり73.6)で、前週比93%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと流行性耳下腺炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は3,305人(56.0)で、前週比91%と減少しているが、例年同時期の定点当たり平均値*(42.7)の約1.3倍である。
延岡(80.1)、小林(70.8)、都城(68.7)保健所からの報告が多く、年齢別は10歳未満が全体の半数以上を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は369人(10.3)で、前週比107%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(12.4)の約0.8倍である。
小林(27.7)、日南(16.7)、都城(12.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約3割を占めている。



【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年2月8日更新)