2018年04月20日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年15週(4/9~4/15)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は833人(定点当たり24.5)で、前週比124%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎(ロタウイルス)である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は40人(1.1)で、前週比118%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.60)の約1.9倍である。
日向(3.8)、延岡(1.3)、宮崎市、都城(1.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳以下がほぼ全体の約9割を占めている。

【手足口病】
報告数は138人(3.8)で、前週比170%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約3.7倍である。
中央(15.0)、延岡(6.0)、宮崎市(5.1)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約7割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年4月20日更新)