2022年06月10日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第22週 (5/30~6/5)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第22週
・定点医療機関からの報告総数は326人(定点当たり9.2)で、前週比119%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘及び手足口病で、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は53人(1.5)で、前週比204%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.64)の約2.3倍であった。
延岡(7.0)、宮崎市(1.5)、日向(1.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から3歳が全体の約9割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は185人(5.1)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.3)の約0.7倍であった。
中央(12.0)、小林(10.0)、都城(5.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から2歳が全体の約3割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年6月10日更新)