2019年06月14日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年23週(6/3~6/9)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,001人(定点当たり28.9)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と伝染性紅斑で、減少した主な疾患はインフルエンザと手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は101人(2.8)で、前週比99%とほぼ横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約2.3倍である。
小林(7.0)、日向(4.0)、延岡(3.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では1歳以下が全体の約6割を占めている。

【手足口病】
報告数は381人(10.6)で、前週比94%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(4.5)の約2.4倍である。中央(27.0)、宮崎市(15.6)、日南(13.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~2歳が全体の約6割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年6月14日更新)