2021年06月18日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第23週(6/7~6/13)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第23週
・定点医療機関からの報告総数は389人(定点当たり11.4)で、前週比90%と減少した。
 なお、前週に比べ増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は58人(1.6)で、前週比73%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.20)の約8.1倍であった。
日向(2.5)、小林(2.3)、延岡(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は221人(6.1)で、前週比95%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.3)の約0.8倍であった。
中央(20.0)、小林(12.0)、日南(7.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年6月18日更新)