2017年11月07日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・43週(10月23日〜10月29日)

【定点把握の対象となる5類感染症】

定点医療機関からの報告総数は605人(定点当たり18.5)で、前週比95%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと手足口病で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【咽頭結膜熱】
報告数は48人(1.3)で、前週比145%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.84)の約1.6倍である。
小林(6.3)、都城(3.5)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は20人(0.56)で、前週比133%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.60)の約0.9倍である。
日南(3.0)保健所からの報告が多く、年齢別は5~8歳が全体の70%を占めた。

【インフルエンザ】
報告数は26人(0.44)で、前週比433%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.01)の約44倍である。
高鍋(4.0)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年11月6日更新)