2020年10月23日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第42週(10/12~10/18)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第42週
定点医療機関からの報告総数は286人(定点当たり9.0)で、前週比117%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は水痘と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は63人(1.8)で、前週比115%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約1.1倍であった。
日南(5.0)、延岡(4.3)、宮崎市(1.9)保健所からの報告が多く、年齢群別は2~5歳が全体の約4割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は45人(1.3)で、前週比155%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.8)の約1.6倍であった。
宮崎市(2.3)、日向(1.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約7割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年10月23日更新)