2017年07月28日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・29週(7月17日〜7月23日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,123人(定点当たり32.6)で、前週比93%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と水痘で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【手足口病】
報告数は498人(13.8)で、前週比99%とほぼ横ばいであるが、例年同時期の定点当たり平均値*(4.8)の約2.9倍である。小林(23.0)、都城(20.5)、日南、日向(各18.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は174人(4.8)で、前週比92%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(5.0)とほぼ同率である。日向(13.3)、延岡(9.8)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

★基幹定点からの報告★
報告なし。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年7月28日更新)