2017年07月14日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・27週(7月3日〜7月9日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,106人(定点当たり32.8)で、前週比122%と増加した。
前週に比べ増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【手足口病】
報告数は491人(13.6)で、前週比150%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(3.8)の約3.6倍である。
日南(29.0)、日向(19.3)、小林(18.7)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約7割を占めた。
【ヘルパンギーナ】
報告数は103人(2.9)で、前週比126%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(5.3)の約0.5倍である。
日向(8.5)、延岡(4.5)、日南(4.3)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月~2歳が全体の約7割を占めた。

★定点からの報告★
報告なし。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年7月14日更新)