2018年06月15日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年23週(6/4~6/10)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,018人(定点当たり30.9)で、前週比93%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は382人(10.9)で、前週比85%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(9.2)の約1.2倍である。
中央(33.0)、小林(23.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約半数を占めている。

【手足口病】
報告数は363人(10.4)で、前週比103%とほぼ横ばいであり、例年同時期の定点当たり平均値*(2.6)の約3.9倍である。
延岡(21.0)、日向(19.5)、日南(11.3)、高千穂(11.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約8割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年6月15日更新)