2020年01月31日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第4週(1/20~1/26)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第4週
定点医療機関からの報告総数は2,688 人(定点当たり55.7)で、前週比131%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【インフルエンザ】
報告数は1,803 人(30.6)で、前週比131%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(53.8)の約0.6 倍であった。
小林(60.8)、延岡(45.3)、都城 (36.9)保健所からの報告が多く、年齢群別では10 歳未満が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は597 人(16.6)で、前週比131%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(11.2)の約1.5 倍であった。
小林(39.7)、中央(21.0)、都城(20.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~4 歳が全体の約6 割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年1月30日更新)