2017年09月29日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・38週(9月18日〜9月24日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は622人(定点当たり20.1)で、前週比81%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎とヘルパンギーナである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【咽頭結膜熱】
報告数は56人(1.6)で、前週比110%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.79)の約2.0倍である。
小林(8.0)、中央(4.0)、都城(3.5)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【RSウイルス感染症】
報告数は204人(5.7)で、前週比87%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(3.7)の約1.5倍である。
延岡(16.0)、日向(10.0)、都城(6.2)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年9月29日更新)