2017年08月04日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・30週(7月24日〜7月30日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,142人(定点当たり33.8)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は水痘と手足口病である。。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は259人(7.2)で、前週比149%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(4.4)の約1.6倍である。
延岡(23.8)、日向(16.3)、日南(8.7)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【手足口病】
報告数は417人(11.6)で、前週比84%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(5.5)の約2.1倍である。
小林(19.3)、延岡(16.3)、日南(14.3)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

★基幹定点からの報告★
報告なし。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年8月4日更新)