2017年01月27日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・3週(1月16日~1月22日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,750人(定点当たり39.1)で、前週比127%と増加した(年始含む)。
前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は2,509人(42.5)で、前週比250%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(33.3)の約1.3倍であった。日向(83.8)、宮崎市(46.7)、小林(43.2)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約3割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は548人(15.2)で、前週比100%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(13.8)の約1.1倍であった。日南(29.0)、小林(28.0)、都城(19.8)保健所からの報告が多く、年齢別は2~5歳が全体の約4割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年1月25日更新)