2020年09月04日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第35週(8/24~8/30)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第35週
定点医療機関からの報告総数は271人(定点当たり7.5)で、前週比83%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は62人(1.7)で、前週比71%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約1.4倍であった。
日南(4.0)、宮崎市、延岡(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は2~5歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は134人(3.7)で、前週比120%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約0.6倍であった。小林(7.0)、都城(5.2)、日南(5.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約3割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年9月4日更新)