2016年06月24日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・24週(6月13日~6月19日)


◎定点医療機関からの報告総数は751人(定点当たり24.5)で、前週比106%とやや増加した。前週に比べ増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と水痘であった。


★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【伝染性紅斑】
報告数は47人(1.3)で、前週比142%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.67)の約2.0倍であった。小林(3.7)、中央(2.0)保健所からの報告が多く、年齢別では6歳が全体の約2割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は123人(3.4)で、前週比100%と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(0.75)の約4.6倍であった。日向(9.0)、小林(8.3)、延岡(7.8)保健所からの報告が多く、年齢別では3~4歳が全体の約3割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年6月24日更新)