2021年02月05日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第4週(1/25~1/31)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第4週
定点医療機関からの報告総数は471人(定点当たり13.2)で、前週比91%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は85人(2.4)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.78)の約3.0倍であった。
日南(6.7)、都城(6.5)、小林(2.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約7割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は78人(2.2)で、前週比126%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.6)の約0.8倍であった。
日南(10.0)、延岡(4.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年2月5日更新)