2017年06月16日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・23週(6月5日〜6月11日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は740人(定点当たり21.7)で、前週比95%と減少した。
前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【咽頭結膜熱】
報告数は34人(0.94)で、前週比121%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.0)の約0.9倍である。
宮崎市(1.4)、都城、延岡(各1.3)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】
報告数は190人(5.3)で、前週比102%とほぼ横ばいで、例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約3.4倍である。
日向(9.3)、宮崎市(7.1)、都城(6.3)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月~2歳が全体の約8割を占めた。

★定点からの報告★
○マイコプラズマ肺炎:日向保健所から1例報告があり、10歳代であった。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年6月16日更新)