2021年01月15日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第1週(1/4~1/10)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第1週
定点医療機関からの報告総数は430人(定点当たり12.5)で、前週(年末年始含む)比159%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病で、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は37人(1.0)で、前週比109%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.67)の約1.5倍であった。
都城(5.0)、宮崎市(0.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は223人(6.2)で、前週比196%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.9)の約0.6倍であった。
延岡(12.0)、高千穂(8.0)、日向(6.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~2歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年1月15日更新)