2020年10月16日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第41週(10/5~10/11)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第41週
定点医療機関からの報告総数は259人(定点当たり7.8)で、前週比89%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は水痘と手足口病で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は55人(1.5)で、前週比51%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)と同率であった。
日南(4.0)、延岡(3.8)、宮崎市(1.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は2~4歳が全体の約4割を占めた。

【水痘】
報告数は17人(0.5)で、前週比275%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.4)の約1.2倍であった。
日南、中央(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は5~6歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年10月16日更新)