2016年07月26日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・28週(7月11日~7月17日)


◎定点医療機関からの報告総数は 877 人(定点当たり 27.5)で、前週比 104%とほぼ横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患はヘルパンギーナと流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は伝染性紅斑と流行性角結膜炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は 228 人(6.3)で、前週比 123%と増加した。例年同時期の 定点当たり平均値*(6.6)の約 1.0 倍であった。日南(16.7)、中央 (14.0)、宮崎市(8.2)保健所からの報告が多く、年齢別では 1~2 歳が全体の約 6 割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は 136 人(3.8)で、前週比 140%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.83)の約 4.6 倍であった。日向(15.8)、高千穂 (8.0)、小林(7.0)保健所からの報告が多く、年齢別では 3~5 歳が全体の約 6 割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年7月21日更新)