2020年04月24日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第16週(4/13~4/19)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第16週
定点医療機関からの報告総数は278人(定点当たり8.6)で、前週比99%と横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び水痘で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と伝染性紅斑であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は82人(2.3)で、前週比114%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約0.8倍であった。日南(8.0)、宮崎市(3.2)、小林(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は4~7歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は115人(3.3)で、前週比89%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.4)の約0.3倍であった。
小林(8.0)、日向(5.5)、都城(5.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約4割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年4月24日更新)