2020年03月27日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第12週(3/16~3/22)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第12週
定点医療機関からの報告総数は354 人(定点当たり9.7)で、前週比81%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は水痘で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎及び手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は91 人(2.5)で、前週比87%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.3)の約1.1 倍であった。
日南(6.0)、宮崎市(3.8)、都城(3.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~6 歳が全体の約6割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は174 人(4.8)で、前週比93%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.6)の約0.5 倍であった。小林(12.7)、日向(8.0)、都城(5.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4 歳が全体の約6 割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年3月27日更新)