2019年05月31日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年21週(5/20~5/26)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,058 人(定点当たり29.6)で、前週比109%と増加した。
なお、前週に比べ増加した疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は130 人(3.6)で、前週比111%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(0.71)の約5.1 倍である。
小林(10.0)、延岡(5.5)、日南(5.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~2 歳が全体の約7 割を占めている。

【手足口病】
報告数は473 人(13.1)で、前週比136%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(3.5)の約3.7 倍である。
中央(26.0)、延岡(23.3)、日南(19.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では1 歳が全体の約半数を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年5月31日更新)