2020年07月03日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第26週(6/22~6/28)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第26週
定点医療機関からの報告総数は349人(定点当たり9.7)で、前週比113%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は86人(2.4)で、前週比172%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約0.9倍であった。
宮崎市(4.8)、日南(4.7)、延岡(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~5歳が全体の約3割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は187人(5.2)で、前週比111%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.6)の約0.7倍であった。
都城(8.8)、日南(8.7)、日向(8.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年7月3日更新)