2017年02月03日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・4週(1月23日~1月29日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は4,184人(定点当たり80.9)で、前週比121%と増加した。
前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は3,486人(59.1)で、前週比139%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(42.0)の約1.4倍であった。
延岡(67.3)、宮崎市(64.3)、都城(62.7)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約3割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は459人(12.8)で、前週比84%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(13.5)の約0.9倍であった。
高千穂(29.0)、小林(24.0)、日南(22.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~4歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年2月2日更新)